広島市安佐北区 N様(5年目)

教室と併用の家から
家族だけのくつろぎ空間へ
 300人以上の生徒を教える、そろばん・暗算塾を運営するN様。
以前は教室が自宅の2階にあり、大勢の子どもたちが出入りしていた。多忙を極める中、一時体調を崩したことをきっかけに仕事を離れて家族でくつろげる家の重要性を痛感。別の場所に教室を独立させ、自宅はプライベート空間としてリノベーションをした。
 LDKや水回り、ご夫婦の寝室など生活空間を1階に集約し、2階はお子さんの部屋とN様ご夫婦の趣味の部屋に。リノベーション当時、息子さんは東京の大学に通っており、ご夫婦と娘さんの3人暮らしだったが、その後娘さんが結婚。今はご夫婦だけの暮らしとなり、家事を含めた日常生活が1階だけで完結する動線の良さを実感しているという。「家は人生と共にあるもの。今だけでなく先を見据えたリノベーションが大切です」と語るN様は、日頃からプロのアドバイスを尊重しており、リノベーションの際も担当者の提案で階段に手すりを付けた。当時は分からなかったが、最近は手すりを付けて良かったと納得しているそうだ。
 白や茶色をベースにした室内に、センスのいい観葉植物とN様自作のフラワーリースやオブジェが調和している空間は、ご夫婦でコーヒーを飲みながらまったりできる。「大型連休には息子夫婦と娘夫婦が来るので、一緒に過ごす時間を大切にしています。あのタイミングでリノベーションをして本当に良かったです」と大満足のようだ。
寝室奥のウォークインクローゼットはN様のワークスペースに変更。より使い勝手が良くなったとN様
夕食は新たに設けたカフェ風テーブルで。用途によってLDK空間を上手に使い分けている
睡眠を大切にするN様の寝室。
健康を意識してベッド横にはトレーニングマシーンを置き、ご夫婦で活用している
[N様]
「子どもが好き」というN様。
運営する塾では、そろばんや算数を通じて子どもたちの生活にうるおいを与えられたら、と願う