家事動線も優れたカフェ風の空間は快適性抜群の4層断熱仕様

キッチンの天井に間接照明を入れ、ダイニングに北欧テイスト漂うヤコブソン・ランプを吊して温もりある雰囲気を醸し出したLDK。
床には自然塗装を施した無垢材のレッドパインを採用。
静電気がおきにくく、ホコリもたまりにくい。
【広島市 A様邸】
 マンション暮らしだったA様ご夫婦は、将来ご主人のお母様との同居を見据えて戸建てのマイホームを検討。利便性の高いエリアで自ら見つけた土地に家を建てることにした。建築を依頼したのは、会社の先輩から紹介してもらった住宅会社3社の中で、住んでいたマンションの売却も含めて親身に相談に乗ってもらえ、説明も分かりやすかったマエダハウジングだった。気密性と断熱性が高く、快適に過ごせるクアトロ断熱の採用と、「カフェのような空間に」という要望を踏まえ、同居予定のお母様の部屋の確保以外は女性コーディネーターの提案を多く取り入れながら家づくりを実践。床は無垢材、壁は漆喰を採用した室内は、空気感の心地良さが感じられる。キッチン、洗面室、ダイニングは回遊性を持たせ、スムーズな家事動線を描いた。キッチン横にはパントリーとご主人にとっても便利なワークスペースを確保。「住み心地はとても良いし、家事をするのも楽。冬もあまりエアコンを使わずに済みました」と奥様。プランニング中はコロナ禍のため、打ち合わせはほぼオンラインで行ったが、それも良い思い出になったという。「コロナのせいでいろいろなことができず気持ちが晴れない中、家づくりを楽しめたのは良かったですね」とA様は振り返った。
将来お母様が使う予定の洋室は、リビングとの間の引き込み3枚戸を開放すれば一体化して広く空間を使うことができる。
天井の間接照明で全体を明る<照らす玄関。収納上のディスプレーはダウンライトでスポット的に照らし出す。
キッチン横にワークスペースとして確保したパソコンコーナー。
壁の一部には便利なマグネットボードを設置。
大容量のウォークインクロゼットを併設した2階の寝室。奥の壁にはご主人が選んだアクセントクロスをあしらった。
アイボリーカラーの外壁には全面に遮熱塗料であるセレクトリフレックスを施工。屋内に対する外気温の影響を最小限に抑える役割を担う。
キッチン、完全室内干しができる洗面室、浴室を一直線上に配置して家事がしやすい問取りに。木の質感を備えつつ水に強いメラミンを採用した造作洗面台は、シンクとカウンターが一体化していて掃除もしやすいのが魅力。
床に店舗用クッションフロアを敷いたキッチン。天井を板張りにしてダウンライトを入れたことで、カフェの雰囲気が増幅。