生活の変化に合わせながら将来も見据えたリノベーション

2度のリノベーションで
ご夫婦が安心して
末永く暮らせる住処に
【広島市安佐南区 O様邸】
 結婚後、しばらくして4LDKの新築マンションを購入したO様。年月が経ち、子どもたちが独立し、単身赴任の多かったご主人が戻り、ご夫婦2人暮らしに。ところが、趣味の道具が多く収納に困ったことと、4LDKの間取りをご夫婦が暮らしやすいように変えたいという思いがあったため、O様はリノベーションを実行することにした。業者は、奥様の妹さんが自宅のリノベーションを依頼したマエダハウジング。希望をしっかりくんだリノベーションに対する満足感を、妹さんから聞いていたからだ。
 子ども部屋2室は1室にしてご主人の部屋とし、壁一面に天井までのクロゼットを設けて大容量の収納スペースを確保した。奥様の洋室と両方ともに、床にはアカシアの無垢材を採用して温もりあふれる空間に。以前は廊下との段差があったが、それも解消してバリアフリーになった。狭く暗かった玄関は、土間を設けて明るく開放的に変わり、収納力も大きく向上。「生まれ変わった土間が一番満足。泡入りガラスの回転窓も、ちょっと高価だったけど思い切って入れてよかったです」と喜びを語るご主人。
 さらに2年が経ち、今度はキッチンの経年劣化が目立ち始め、この度LDKの段差解消など住み心地をさらに高めるため、O様は満足度の高かった同社で2度目のリノベーションを行った。
 キッチンは設備を一新し、垂れ壁をなくして明るさと開放感を生み、LDKは和室を取り込んで広々した空間に変身。他の部屋と同じくアカシアの無垢材にした床は、高さを8センチ上げて廊下と同じ高さにし、段差を完全に解消してつまずく危険性をなくした。
 「段差の解消で、部屋から部屋への移動がとてもスムーズになったし、将来にわたって安心して暮らせるわが家になりました」と奥様。リノベーション後に招いた友人からも大好評とのこと。離れて暮らし、たまに帰って来る娘さんは、「前とは違って、広くて明るい! これからはもっと頻繁に帰って来たいです」とうれしそうだ。以前は冬の寒さが身に染みたが、リノベーション後は外気の影響を受けにくくなったことを実感し、「冬が来るのが楽しみです」とO様。浴室やトイレなど、既存の水回りもいずれリノベーションしたいと考えていて、「また2年後かな?」と3度目のリノベーションに期待が高まっているようだ。
Before
After
Dining/Kitchen
2度目のリノベーションで和室を取り込み広く明るく生まれ変わったLDK。木の格子を入れることで、冷蔵庫の存在感を和らげることにも成功。
もともと和室だった場所をリビングに。大きめのソファがキッチン側との空間を緩やかに仕切ってくれる。時にはここで食事をすることも。
ダイニングテーブルを置かないことでゆとりある空間に。床はご主人と奥様の部屋と同じアカシアの無垢材だが、色合いはやや明るめ。
Kitchen
垂れ壁をなくしてリビングと一体化した開放感あふれるキッチン
垂れ壁をなくし、開放感が大幅にアップしたキッチン。ダイニングテーブルを置く代わりに、ご夫婦だけで食事をするのに十分な造作カウンターを設けた。開放感を最大限得られるよう、手元を隠す立ち上がりはできるだけ低くしている。
Before
After
キッチンの位置は以前よりも窓側に少し前進させ、人がスムーズにすれ違うことができる広さに拡大。水ぬれを考慮し、床にはフロアタイルを敷いた。
造作カウンターと書棚、大容量のクロゼットが設けられたご主人の部屋。土間側に開口した回転窓は、風通しの良さにも貢献。
Before
After
水が流れるような泡入りガラスが入った回転窓。「夜は照明が映り込んでもっときれい」とご主人。
Before
After
Entrance
新しく土間が生まれ、広く明るくなって玄関収納力も大きく向上
洋室の一部を土間に。大きなサーフボードも、天井近くの空間を生かして収納できるようになった。
Before
After